食中毒にご注意ください
家庭でできる予防のポイント
気温や湿度が高くなる時期は、食中毒に注意が必要です。 食中毒は飲食店だけでなく、家庭の食事でも起こることがあります。 毎日の食事を安心して楽しむために、ご家庭でできる予防のポイントを確認しておきましょう。
特に高齢の方や持病のある方、体力が落ちている方は、下痢やおう吐によって脱水になりやすく、 体調の悪化につながることがあります。 「少し変だな」と感じたときは、無理をせず早めに相談することが大切です。
食中毒予防の基本は「3つ」
食中毒を防ぐための基本は、原因となる菌やウイルスを 「つけない」「増やさない」「やっつける」ことです。
つけない
調理前、食事前、トイレの後、肉や魚を触った後は、石けんでしっかり手を洗いましょう。 包丁やまな板は、肉・魚・野菜で使い分けると安心です。
増やさない
肉や魚、冷凍食品は買い物の最後に選び、帰宅後はできるだけ早く冷蔵庫・冷凍庫へ入れましょう。 作った料理を長時間、室温に置かないことも大切です。
やっつける
肉や魚は中心部までしっかり加熱しましょう。 目安は中心部を75℃で1分間以上です。 電子レンジでは加熱ムラにも注意しましょう。
家庭で気をつけたい6つの場面
消費期限を確認し、肉や魚、冷凍食品は最後に買いましょう。 肉や魚の汁が他の食品につかないよう、袋を分けることも大切です。
冷蔵・冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに保存しましょう。 冷蔵庫に食品を詰め込みすぎないことも、食品を安全に保つポイントです。
調理前は手を洗い、野菜や魚介類は流水でよく洗いましょう。 冷凍食品の解凍は、室温で長時間置かず、冷蔵庫や電子レンジを使うと安心です。
肉や魚は、中心部まで十分に加熱しましょう。 生肉を扱う箸と、焼き上がった食品を食べる箸は分けましょう。
食事の前にも手を洗い、清潔な食器を使いましょう。 作った料理は長時間置かず、できるだけ早めに食べることが大切です。
残った食品は清潔な容器に入れ、早く冷えるように小分けして保存しましょう。 温め直すときも十分に加熱し、少しでも不安があるものは無理に食べないようにしましょう。
高齢の方は「脱水」にも注意しましょう
食中毒では、下痢・おう吐・腹痛・発熱などの症状が出ることがあります。 高齢の方は、下痢やおう吐が続くと脱水になりやすく、体力の低下につながることがあります。
早めに相談したい症状
- 下痢やおう吐が続いている
- 水分がとれない
- ぐったりしている
- 発熱がある
- 血便がある
- 尿の回数が少ない
- 口の中が乾いている
- いつもより元気がない、反応が鈍い
自己判断で下痢止めなどを使う前に、症状が強い場合や不安がある場合は、 医療機関や薬剤師へ相談しましょう。
訪問看護をご利用中の方へ
食事量が減っている、下痢やおう吐がある、水分がとれていない、いつもと様子が違うなどがありましたら、 無理をせず早めにご相談ください。
訪問看護では、体温・血圧・脈拍などの確認だけでなく、脱水の兆候、食事や水分摂取の状況、 服薬状況、生活環境なども含めて確認します。 必要に応じて、主治医や関係機関と連携しながら対応します。
まとめ
食中毒は、毎日のちょっとした注意で予防しやすくなります。 大切なのは、手を洗うこと、食品を早めに冷蔵・冷凍すること、しっかり加熱すること、 調理器具を清潔に保つこと、そして不安な食品は無理に食べないことです。
ご家庭でもできることから取り入れ、安心して食事を楽しめる環境を整えていきましょう。
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